スキ、スキ!

好きなものを

好きなだけ

名作中の名作です

ティムバートンの最高傑作です

単純なミュージカルにせずに、現実と虚構を織り交ぜたのは英断ですね
水仙のシーンでもう涙腺崩壊です

これがオスカーの箸にも棒にも引っかかってないって本気ですか?

とにかく、この映画の肝はバランスです
現実と虚構のバランスですね
完璧です
誰にでもわかりやすく、でも説明過多にならない程度の織り交ぜ方
素晴らしい

最後のお葬式のシーン
今まで父親に話してもらったストーリーは、全て現実ではなく
虚構を織り交ぜた、でも完全な嘘(ビッグフィッシュ)ではない
このシーン、完璧です

チャーリーやアリスみたいなのもいいけど
この路線でもっと作品を作って欲しいな

冬に甘いものが欲しい時必ずこれ買います

自販機にあったら小躍りして喜びます

昔は色々選択肢あったみたいですけど、今じゃ二種類くらいしかないんじゃないですかね

色んなドリンクメーカーから出して欲しいな

ドラえもんのてんとう虫コミックス23巻に載っている話で
簡単に内容を説明すると

自身の誕生日を祝って欲しいジャイアンがひみつ道具を使って、
無理やりドラえもん、のび太、しずか、スネ夫を誕生日パーティーに参加させる

しかし、そもそも参加したくない参加者はあからさまに嫌そうな顔をしていたために、
ジャイアンが家から追い出してしまい、パーティーはお開きに

その日の夜遅く、ジャイアンがドラえもんを尋ねて、相談を始める

「なんで俺は人気がないんだろう」
「決まっているだろ。わがままで乱暴で図々しくて・・」
「やっぱり・・自分でも分かってるけどどうにもならないんだ」
「でもせめて一年に一度、誕生日くらい心から祝って欲しいよ~」

ドラえもんは時間を戻し、ジャイアンの腹が立たないような道具を渡して
誕生日をみんなに祝ってもらえるように手伝ってあげる

といったような内容です

このエピソードの好きな部分は
いつも横暴なジャイアンが自身の胸の内を語る部分です
この世の中って色んな人がいて
サボり気味な人、臆病な人、ナルシストな人、乱暴な人、気弱な人
それぞれ生まれつきの性格で悩んでる人がいるわけです
でもその胸の内を明かせずに生きてます

そういった現実にも存在する人間が、ドラえもんの世界でも存在していて、悩みを抱えている
こういったエピソードがあると、ものすごくリアルに感じます
そしてキャラに対して親身になれるわけです

F先生の偉大さについては短編SFを見ていただければ
特に語ることはないですが
いつか短編SFについても書きたいところですね

ジャイアンが好きになります

めっちゃ悩むけど
色々考えた結果
ハーゲンダッツ全種並べられた状況で何選ぶかって言われたら
ラムレーズンかな

その時の気持ちにもよるかもしれないけどね

あまりにも完成度が高くて、これを語ること自体が烏滸がましいですが
クレヨンしんちゃんの映画で、今後この作品を越えることができないであろう屈指の完成度です
どんな評論家の方も、高評価を与えるしかない名作

語りたいことは山ほどありますが
まずプロット
「昭和の空気によってオトナ達が子供になり
オトナだけの帝国を作り出し、時代が昭和で止まってしまう
未来を望む子供達が自分たちの未来を取り戻すために動き出す」
この時点ですごい
ただ、その作品内容

このプロットの中で「すべきこと」を作品内で全て詰め込んでいるんです
普通は、こういうのして欲しかったなという演出や
ここが冗長だったな、といったようなことが普通あるのですが
一切ないんです、一切無駄がない
完璧な作品です

さらにこのプロットから作り出すと
子供向けの内容にならなかったりしますが
バランスも完璧です
子供向けでもあり大人向けでもある
ギャグとシリアスのバランスが完璧です

本当に勿体無いのが、「昭和」が日本人にしか伝わらないことですね
これを世界共通のものに置き換えることができれば
おそらく世界的に権威のある賞を受賞したり、
世界で残るアニメーションの名作になっていたでしょう

一時期ピアノトリオを聴き漁っていたときがあって
その中でもこのレイブライアントさんの1957年のアルバム「レイブライアントトリオ」がお気に入りです

JAZZは落語みたいなもので
芝浜やら死神やら、有名な演目があって
落語家によって全然違うものになり

JAZZでもスタンダードナンバーが存在し
演奏家によって全くの別物になります

黒くなく白く
そしてあまりにも癖がなく、聴きやすいのでJAZZ好きの間では評価は高くないらしいですが、
ある意味どなたでもとっつきやすいアルバムになります

ディスクユニオンでファーストプレスが売ってましたが、高すぎて手が出せませんでした

初めて重松清さんに触れたのは確か「ナイフ」で
あまりにもいじめの描写が壮絶すぎてドン引きしたのを覚えています。

その後あまり重松清さんの本は読んでなかったのですが
なんとなく薄くて読みやすそうで「くちぶえ番長」を読んで
エピローグで号泣

その後「流星ワゴン」で号泣しました
直近で読んだのが「とんび」で
こぞってドラマ化や映画化するだろうなという完成度でした

重松さんは親父さんに思い入れがあるのかは知りませんが
とにかく父親と息子の親子愛に力を注いでいます

あと何よりもいいのが、どの作品もハッピーエンドでは無いんですよね
色々な課題が積み重なって、まだまだ解決はしていなけど
それでも前を向いて生きていくエンド。
でも不思議と後味は悪くない

これぞ重松さんの真骨頂でしょう

なんかおすすめあったら教えてください

あとさりげなくですが、このサイトリニューアルしてます
laravelで作り直したので、色々機能追加したいところですね

装丁も好き

#10:cero

2024.11.15

今回は、バンドのceroさんについてです

ceroさんがメジャーデビューする何年も前、インディーズの頃に

ceroさんの曲がエレベーターのCMに起用されたことがありました

そのCMがとにかく不思議な雰囲気で、
エレベーターの中で女子高生が手すりにつかまり、アン・ドゥ・トロワ…と言いながらバレエの練習をするという内容でした

そのCMのバックで流れていた曲がceroさんの曲で

朝の時間帯に流れていて、その雰囲気と音楽が絶妙にだったのを覚えています

私はその曲の詳細が知りたくて、すぐにCMの右下に表示されていた「cero」をネットで調べました

当時のceroさんのホームページのディスコグラフィーを片っ端から聞いたのですが発見できず…

今となってはご迷惑だったかも知れませんが、ceroさんのホームページに載っていたメールアドレスに直接メッセージを送ってしまいました

「CMで流れていた曲の音源が欲しいのですが、どちらかのアルバムに収録されていますか?」

返信があることは、半分諦めていましたが、とにかく詳細が知りたい一心でお聞きしました

それから数ヵ月後、メールボックスの整理をしようと、受信メールを確認していたところ

なんと高城さんご本人から直接メールが送られてきていたのです

「ご連絡ありがとうございます、残念ながらCMの曲はどこにも収録されていません、ですがライブを定期的に行っていますので、宜しければ来てくださいね」

一般の人に手厚く返信し、尚且つ、優しい言葉を掛けていただいて、音楽性というよりも、その人間性について惹かれました

その後メジャーデビューを果たし、CMの曲も1stアルバムに「あののか」として収録されています

もう、ご本人は覚えてらっしゃらないかもしれませんが、私は今でも覚えている嬉しい思い出です

嬉しかった

 

夏の終わりということで、名曲中の名曲を

作詞:井上陽水、作曲:玉置浩二って時点で贅沢なんですが、それを本人が歌唱なんてもうね

しかも脂が乗り切って溢れ出してる時代の二人が歌うなんてね

神宮球場のライブとヤマモリ音楽ステーションのアコギverは必見です

神宮から30年後のNHK共演も必見

NHK共演のYouTube動画に、玉置さんの「あこがれを」の部分、当時の歌い方になってるってコメントがあって、

玉置さん、自身の衰えを感じた上で歌うときの声の出し方変えているんですが

この部分だけ明らかに当時の発声で歌ってるんですよ

あえて当時の発声で歌う、その心意気にも感動してしまいます

この時期に聴きたくなる、永遠に残ってほしい名曲ですね

いつも自分の色を前面に出す玉置さんが、NHK共演では陽水さんを気遣って歌っていて、それもまた泣けてきます

確か表紙に惹かれて、どういう内容なんだろう?と思い読み始めました

本多孝好さんの有名な作品で言うと「dele」がドラマ化、「at Home」とか映画化されて

ミステリーを専門に書かれている作者さんみたいです

この「MISSING」は本多孝好さんが新人の頃に発表した短編集がいくつか収録されてます

とにかく「瑠璃」

短編集の中の一遍「瑠璃」が本多さんの最高傑作です

「瑠璃」はジャンルとしてはミステリーではないような気がしますが、とにかく「瑠璃」

これが最高傑作

ミステリーじゃなくこの路線で今後作品お待ちしてます

とにかく「瑠璃」。