#15:ハッピーバースデイ・ジャイアン
2025.04.28
ドラえもんのてんとう虫コミックス23巻に載っている話で
簡単に内容を説明すると
自身の誕生日を祝って欲しいジャイアンがひみつ道具を使って、
無理やりドラえもん、のび太、しずか、スネ夫を誕生日パーティーに参加させる
しかし、そもそも参加したくない参加者はあからさまに嫌そうな顔をしていたために、
ジャイアンが家から追い出してしまい、パーティーはお開きに
その日の夜遅く、ジャイアンがドラえもんを尋ねて、相談を始める
「なんで俺は人気がないんだろう」
「決まっているだろ。わがままで乱暴で図々しくて・・」
「やっぱり・・自分でも分かってるけどどうにもならないんだ」
「でもせめて一年に一度、誕生日くらい心から祝って欲しいよ~」
ドラえもんは時間を戻し、ジャイアンの腹が立たないような道具を渡して
誕生日をみんなに祝ってもらえるように手伝ってあげる
といったような内容です
このエピソードの好きな部分は
いつも横暴なジャイアンが自身の胸の内を語る部分です
この世の中って色んな人がいて
サボり気味な人、臆病な人、ナルシストな人、乱暴な人、気弱な人
それぞれ生まれつきの性格で悩んでる人がいるわけです
でもその胸の内を明かせずに生きてます
そういった現実にも存在する人間が、ドラえもんの世界でも存在していて、悩みを抱えている
こういったエピソードがあると、ものすごくリアルに感じます
そしてキャラに対して親身になれるわけです
F先生の偉大さについては短編SFを見ていただければ
特に語ることはないですが
いつか短編SFについても書きたいところですね

ジャイアンが好きになります