#11:重松清「流星ワゴン」
2025.04.16
初めて重松清さんに触れたのは確か「ナイフ」で
あまりにもいじめの描写が壮絶すぎてドン引きしたのを覚えています。
その後あまり重松清さんの本は読んでなかったのですが
なんとなく薄くて読みやすそうで「くちぶえ番長」を読んで
エピローグで号泣
その後「流星ワゴン」で号泣しました
直近で読んだのが「とんび」で
こぞってドラマ化や映画化するだろうなという完成度でした
重松さんは親父さんに思い入れがあるのかは知りませんが
とにかく父親と息子の親子愛に力を注いでいます
あと何よりもいいのが、どの作品もハッピーエンドでは無いんですよね
色々な課題が積み重なって、まだまだ解決はしていなけど
それでも前を向いて生きていくエンド。
でも不思議と後味は悪くない
これぞ重松さんの真骨頂でしょう
なんかおすすめあったら教えてください
あとさりげなくですが、このサイトリニューアルしてます
laravelで作り直したので、色々機能追加したいところですね

装丁も好き